見栄っ張りと持つ喜び

▼iPodブームに便乗する有名ブランド--グッチやプラダから専用ケース
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20065585,00.htm

これを読んで、昔CLIE S500かPalm m500あたりを買うか悩んでいたときにヴィトンのPalmケースがあるということが自分をPalmに傾けさせる要因の一つになっていたことを思い出しました。（当時は無知でしたからスペックなんかよりもデザインやジョグダイヤルがついていることなどが選択の基準だったりします）
僕の場合ずいぶん悩んだ挙げ句、ジョグダイヤルがヴィトンに勝ったのですが、今考えるとそれもすごい。
iPodがファッションアイテムのような存在になっていることは確かですが、当然の理由があります。デザインが優れていること、持つ喜びを与えてくれること、（発売当初）製品が画期的であるためいわゆるオタクだけでなくクリエイターなどのファッションピープルを取り込んでいったこと。まあそもそもアップル製品はそういうものでしたね。
携帯電話やPCを買うときにアドバイスを求められたとき、基本的には見た目を気に入ったものを買うように勧めていますが、やはり見た目を気に入っているとロースペックでも気に入って長く使うことができるものです。
携帯やPCを見てもそうですが、ポータブルプレイヤーもビジネスやオタクだけのものではなくなっているのですね。幅広く浸透していると。PDAの分野でこれができるのはやっぱり現状ではSONYとhpなんですけど、今までにない革新的な製品を期待する意味でもアップルからPDAでないかなぁと、想像してみたり。