スマートフォンは出ない

 実はこの端末もVodafone3G唯一ものっすご期待してた端末で、デザインなんか超好みだったんですよ。先日、量販店でモック触ってガッカリ…。モックちゃっちぃ!質感悪っ!デザインはいいと思うんですけどね。キー配置もダメダメだし、解像度も低い。まあエリクソン寄りの、ソニエリだから仕方ないといえば仕方ない。それに国内端末に慣れきった現状で、海外端末にケチをつけるのはハナから論点が違う。そう考えると日本の携帯はホントに機能がてんこ盛りでスゴイ。


 話は変わるけど、いわゆるスマートフォンというものがあればいいなと思ったりもした。PalmOS搭載の携帯電話を日常使えたらどんなにワクワクするだろう、と思ってたんですが。やっぱり電話はそれだけで存在していていいような気がする。PDAと違って、常に電源を入れて待ち受けるにあたって、バッテリが完全にネックになる。もし切れたら、PDAとしても、携帯としても使えない。そしてPalmPPC搭載なので環境次第ではハードリセット喰らうこともあるだろう。仕事で使っている人にとっては、大きな損害になりかねない。PCが調子悪くなってもマイクロソフトは面倒みてくれない、しかし携帯電話がおかしくなった場合キャリアが面倒をみなくてはいけない(正確にはメーカーだけど)。そうなるとやはりキャリアもメーカーも安定性の高いOSを使って、一般のユーザーへの使い勝手の良さを提供しなくてはならない。そこで改めて「困った困った」と言いながらも嬉しそうに環境再構築してるPDAユーザーというのが少数派なんだと感じるわけですよ。一般人は怒ってクレームですよ。
だからスマートフォンが出なくても、せめてその中でもPIMソフトウェアの使い勝手を劇的に向上させた端末をメーカーがリリースしてくれてもバチは当たらないと思う。「○○の携帯ってスケジュールが使いやすいから次もここの買う」みたいな現象でユーザーの囲い込みもできると思うんですけどねぇ。カメラ機能も飽和状態だし、そろそろこの辺に着目するメーカーが現れてもいいと思う。携帯にスケジュールを入力してる人は案外多い。興味ない人は携帯以外に何万も出して電脳モノを買わないのです、普通。


悲観してる訳じゃないんですけど、こういう状況なんですよねぇ。