一足早くアレしたよ

 昨日、ちょっとした説明会で某メーカー夏モデルを見てきました。少ししか触ってないので軽い雑感をだけですが。



  • W31CA まずボディの質感が素晴らしく自分好み。選ぶなら断然レッドだと思っていたけど、シルバーも思った以上に良い色。W21CAのシルバーよりも色味の濃いシルバーで、格好いい。でも選ぶならきっとレッド。レッドは写真で見るよりも濃い赤で、ワインレッドに近い赤でした。それも落ち着いた発色で男が持っててもイイ感じ。ちなみに赤が光沢のある塗装、シルバーがマットな質感でした。PCサイトビューアについては後ほどW31Tと比べて言及します。一応唯一の追加機能としてPCドキュメントビューアは、なかなかいいかもしれない。これっていわゆるシグ3やCLIEで搭載されていたピクセルビューアと同じですね(ちゃんとPixcelViewerと表示されていました)。ビューアなので編集はできず見るだけなんですけど、まあ実用的な速さで動きます。さすがにパワーポイントのファイルは若干重かったのですが、WordやExcelあたりでは全然問題ないですね。(確か)数字キーの5でズーム、十字キーで移動といった感じで操作します。ピクセルビューア使ったことがある人にはご存じかと思いますが、移動したときにはイメージがぼやけたような表示で、移動をやめて止まるとピントがクッキリ合うような表示のされ方。あくまでホント見るだけ。ただ個人的にはこの機能が最も心くすぐっていて、Eメール添付ファイル上限が500Kに増えたことで、PCから持ち歩いておきたいファイルをガンガンメールで飛ばして出先で確認、という使い方がかなり魅力的。汎用性の高いPDFもサポートしているので、いわゆるビジネスマンは大助かり?あとの機能はW21CAと特に変わりなし。カメラの画素数が上がっているからといってAFが遅くなったりはしてない模様。カシオのカメラ性能には定評があるので320万画素もかなりグッとくる部分です。
  • W31T 薄い!とにかく薄い!!というのが第一印象。auにはハイエンド機種&折りたたみでここまで薄い機種は少なかったので衝撃的。ただ面積はそこそこあるので、自分は「薄っ広いなぁ」という印象でした。まあW21Tと比べると、劇的に薄くなっている&アンテナ内蔵でポケットに入れたときなんかは鬼のようにスッキリするので何より高いアドバンテージかと。機能的にはBTサポートなどW21Tを踏襲しつつ、PCサイトビューア搭載。PCサイトビューアに関しては後ほど記述します。カメラの画素数が上がっていますが、はっきり言って期待しない方が良いでしょう。AFでもありませんし、メモ的に撮るならいいけど、カメラ優先で選ぶなら迷わずカシオ。ちなみにキータッチがW21Tに比べると軽いキータッチになっています。W21Tがカチッカチッとしっかりとしたクリック感があるタイプなのに比べて、わりと軽めのタッチ。サンヨー系に近い感じかな?キートップの面積が大きくなりW21Tよりもかなり押しやすくなったと思います。色は個人的にはターマックグレーがマットな質感&ダークでイカす配色なので格好いい。
  • W32SA WINサンヨーお得意のなんでも詰め込んだモデル。W31SAでコンパクトだっただけに、すごくデカ厚に感じる。残念ながら外観についてはまったく食指が動かない。しかしながら強力なマルチメディア性能に魅力を感じるなら「買い」かも。まずTV。けっこう見られます。試したのはビルが密集した場所での9Fだったのですが、少し荒い程度で、チャンネルによっては綺麗に見れるところもあり。アンテナはFMとUHF用だそうで、伸ばすとけっこう感度上がります。アンテナの出っ張りが限りなくゼロに近いので感覚的には内蔵アンテナですね。ちなみにFMアプリなどでもおなじみのNANO MEDIAのアプリでTVを動かしていて、そのため解約後などの白ロムではTV視聴できません。これがVodafoneと違うところかな。ただその反面、アプリ使用で使い勝手が良くなっている部分もあります。チャンネル設定がオートでできたり、EPG使った電子番組表やEZWEBと連動している部分など簡単にかつしっかりと作り込まれている感じ。後発なのでこれぐらいやって当然なのですが、しっかりユーザー観点で作っている印象で◎。あとはFMトランスミッターで飛ばした音も聴きましたが、普通に聴ける音質ですね。飛ばすソースの音質にもよるとは思いますが、安い市販トランスミッターと変わらない感じです。まあ決して「高音質で!」というわけではないものの端末内にある音楽ファイルの新しい使い方ではあると思います。miniSD内の3g2も飛ばせそうなので携帯+トランスミッター付きのシャッホーみたいな芸当もできるわけですよ。ただここまでやるならバッテリ容量をもっと巨大にして欲しかったという気持ちもあります。あとソフトウェアはW22SAのようなもっさり感はなく、W31SAに近い感じ。サンヨーユーザは安心して使えそうです。個人的にはサブディスプレイの有機ELはかわいい。
  • G'zOne Type-R 待望の復活を遂げたG'zOne。男らしく無骨な格好良さがむんむんで、自分が海の男なら今すぐ買ってしまいそうなぐらいの漢っぷり漂う端末。とにかくゴツい。大きさは一部のWIN端末のほうが大きいかもしれない程度ですが、あちこちに見えるビスや背面モノクロ液晶周りなどが女子禁制と言わんばかりでした。一般人には邪魔なフックも現場仕事の人には手袋したまま開くことができるし、カラビナをつけて腰からぶら下げることもできる。個人的にはこのフックをしたまま充電ホルダーにスロットインで充電できるこだわりに感服。中身的には画素数の低いA5403CAみたいな感じ。ただエクステンションモードや電子コンパスなどちゃんと端末のコンセプトにあった機能強化しているのが良い。ぶっちゃけ売れそうな雰囲気を漂わせていた。
  • PCサイトビューア比較感想 この記事にあるようにW31TのPCサイトビューアはずいぶんと使いやすく改善されていた。わかりやすいところでは「戻る」「進む」がハードキーでできる。というかできて当たり前だと思うのだが、W21CA,W31CAOperaではできない。使用頻度の高い「戻る」「進む」がワンアクションでできないというのは、どう考えてもおかしい。URL入力とかにショートカット割り当てている暇があったら、カシオもここを直しておいて欲しかった。この部分がネックになってW31CAW31Tとで自分を悩ませる要因となっている。ただ操作性は微妙ながら、W31CAの縦長ワイドな液晶でのブラウジングは麻薬のような魅力がある。よってどっちをとるか、が判断基準になると思う。デカい液晶で見やすいブラウジングなのか、快適な操作性でサクサク見るのか。W31CAW31Tと同じOperaなら何の問題もなかったんだけどな・・・orz


というわけで、実機触れば心決まるかと思いきや、余計に悩ませることになりました。いっそのこと両方・・・?とかいう考えが横切ったのは内緒にしておきます。
他のローエンド端末については特になし(めんどくさい)。