沖縄旅行記2日目 - play!＿＿＿＿＿＿

　朝。窓がちょうど西側にあるため、ほんわりと柔らかなあかるさで目が覚める。風がそよそよしてて、もの凄く心地良い朝。こんなによく眠れたのはどれぐらいぶりだろう？

軽くシャワーを浴びて朝食に。朝食は洋食、和食、あとラウンジでの食事も選ぶことができたのだけど、大きなテラスでの洋食を選んだ。ホテルのビーチが一望できるテラスで、風を浴びながらのんびり食べる。ブッフェ形式だったけど、なかなか美味しくてついつい食べ過ぎる。

食べ終わって部屋に戻ろうとしたときに、電話が鳴る。ここから仕事モードの始まりである。不在中に頼んでおいた段取りが、外注先でミスがありうまくいかなくなっていた。延々と電話して、受けて、の繰り返しで一向に遊べない。ヨメの機嫌も気になったので、とりあえず水着に着替えてホテルのプールに。ここなら電話の音にも気がつく。電話のやりとりがやっと一区切りついたところで、プールに飛び込む。ちょっと水が冷たい。

ひとしきりはしゃいだあとはやはりビールでしょう。プールサイドのカウンターに行き、オリオンの生を注文する。支払いを部屋に付けてもらうだけでセレブ感を感じる俺は間違いなく非セレブ…orz。
プールサイドで飲むオリオン最高！まあ昨日は昨日で「ちゃんぷるとオリオン最高！」とか叫んでいたのだけど…。

プールの反対側にパッキンの水着ねーちゃんがいて、俺たちはナタリーと名付けた。ナタリーはちょっと金持ちそうな体格の良いオッサンを連れていて、俺たちは「多分ナタリーがねだって連れてきた貰ったに違いないよ！」と根拠もなく非道いことを言っていた。そうしたらナタリーったらオッサンを「カモォン」とばかりに連れだし、プールに架かる橋の上で自分撮影会を始めたのだった！次々に新しい撮影ポイントに連れ回し、ポーズを決めるナタリーに俺らは完敗だった。知り合いに超自分大好き人間が数人いるが、そいつらとは明らかに次元が違う。自分好き過ぎ！だんだんキメるポーズはエスカレートしていき、とうとう…

M字開脚キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

もちろんオッサンに向けての開脚だから自分らには見えないが。
あぁ、なんでもありなんだな、この青い空と広い海の前では。と感じずにはいられない。

グラスの向こうにナタリーが…

仕事の連絡もほぼ落ち着いたので、やっと海に入水。凄まじく透き通ってて綺麗な水。レンタルした浮き輪に捕まって浮かんでいるだけなのに気分最高。
10分後、ヨメが波の揺れに酔ってしまったので脱落。一人でもうしばらく浮かんで行ったり来たり。

海水を洗い流してさっぱりするためにスパに来た。スパはホテルのやや高い位置にあって、壁がガラスなのでビーチから丸見えだ。誰もいなかったのでビーチに向かって仁王立ちしてみた。爽快だ。といってガラスの下半分は磨りガラスのようになっているので大事な部分はおそらく見えない。見えていても気にならないぐらいのこの開放感。沖縄恐るべし。

スパを出て腹が減ったので、ホテルから少し離れたシーフードレストランに行ってみた。道中、写真を撮りまくる俺と、腹が減って仕方ないのでせかすヨメ。このときの撮影は実に長かった…(いじわるのため)。着いてみると、今の時間はサンドイッチなどの軽食しかやってないとのこと。仕方ない、軽く食って夜に重きを置くか。と、パンとアイスコーヒーで軽く落ち着く。

このパン…開けると…

ちっさ!!

ホテルに戻ってラウンジでお茶。なかなか部屋にはたどり着けない(笑)。さっきパン食べたばかりなのにケーキを食おうとするヨメ。まあタダだと思うとなんか食ってしまいたくなりますわなおほほほ。

　部屋に戻るとちょうどまた日が沈もうとしていたので、シャンパンをお願いして飲みながら眺めることにした。シャンパンはチェックインの時に「ハネムーンのプレゼントとしてご用意しております」と言われていたもの。ハーフボトルですが、二人でちびちび飲むにはちょうどいい。つまみはチョコ。

夕暮れ時は暑くもなく、程よく涼しくて気持ちがいい。ちょうど半分こぐらいに分けて飲んだシャンパンが、どうやらヨメには多かったらしい。寝てしまった…。夕食はさっきのシーフードレストランを予約してあるのに。まあいいか。一旦キャンセルして、起きてからまた行けばいいや…と思ったのが間違いだった。ヨメが活動できる状態になった頃にはシーフードレストランはおろか、他のホテル近辺のレストランもオーダーストップ気味だった。そこで美味い沖縄そばを食べに名護市内に出かける。やはり閉まっている店がほとんどだ。ぐるっと1周して戻ってきてしまったので、昨日のどなんち食堂に再び入る。こういう旅で2日連チャンで同じお店に入るっていうのも珍しい。いいのだ美味いから。それに昨日は写真撮れなかったしな。

キムチとゴーヤー。