国立商店A5カバー


 少し前に手に入ったので、ざっと使ったレビューを。


外観。思っていたよりも全然堅牢な作り。例えるなら帆布のような、堅めのキャンバスみたいな肌触り。素材はライトデューティという軽くて丈夫なナイロン素材。

ここで簡単にライトデューティーの解説を。LIGHTDUTY(R)とはWOODS(R) JAPAN、東レ(株)が共同開発した繊維で、ナイロンの合成繊維でありながら短繊維のため、肌触りはコットンと同様の素材感を持つ珍しい素材です。ナイロンには、軍用素材として広く使われる「66ナイロン」を使用しています。通常ナイロン(6ナイロン)よりも引き裂き磨耗強度が約5倍という強い性質を持つと同時に、耐熱性能も高いという利点があります。

と、サイトでの説明の通り、確かに肌触りはナイロンとは思えない。またコットンよりもかっちりと丈夫な素材感があるので、カバーとしてヘビーに使っても全然ヘタレなさそうである。好印象。



開けたところ。左側に、折ったA4を挟み込むゴムバンド、カードポケット、超整理手帳を挟み込むスリット。右側に、メモパッドを差し込むスリット、ちょっとしたものを挟んでおくフラップ、ペンホルダー。



超整理手帳とA5メモパッドを入れたところ。超整理手帳はつねに2週分の見開きで見られるので閲覧性が高い。A5メモパッドはオキナのプロジェクトペーパーRHODIAと同じ5mm方眼で、RHODIAよりも枚数の多い100枚綴り。しかもRHODIAよりも価格は安い。ガンガン書く人にとってはお財布に優しく、「もったいない」とか気にせず書けるのでオススメ。ただRHODIAと違ってミシン目で切り取るわけではないので、あのピリリと破り取る快感は得られない。いわゆるレポート用紙と同じ糊付けの綴じだ。A5サイズはリングタイプのノートもあって、こちらもオススメ。こっちはミシン目ありで切り取れる。もちろんA4レポートサイズもあって、これは家と職場でラフ描きするときに使ってます。



ペンホルダーにはLAMY2000改。ハイテックスリムスのリフィルを差し込んで、手帳書き込み向けにカスタマイズしてある。


 しばらく使った感想としては、
スケジュール部分を2週間分見渡せるので、より広いスパンでスケジューリングできる。ゆっくりと予定を見て考え込むことが出来る。
さらにメモを書き込むスペースがA5で広いため、気持ち良く何でも書こうという気にさせてくれる。こういうアイデアを書き留めていくには絶対方眼がイイ。横罫線だとなんか妙に罫線を気にしてしまって好きに書けない。
A5サイズは持ち歩くには少々大きいが、A4書類を二つ折りで持ち歩けるのが意外に快適だ。普通の超整理手帳はA4を四つ折りしないといけない。綺麗に持ち歩けるだけで充分便利だが、A4の用紙を綺麗に四つ折りするのは自分にとってはなんか面倒に感じてしまう。A5サイズなら二つ折り、閲覧時も折りが少ない分快適そのもの。自分はGoogleカレンダーの月間表示をプリントアウトして挟んでいます。


 カバー左のカードポケットにはポストイットのフィルム付箋を入れてます。こいつが滅茶苦茶便利なので手放せません。


こんな感じです。このカバーと超整理手帳の組み合わせは非常にアナログで型にはまっていないので、どんなアイテムも組み合わせようと思えば組み合わせが利くので面白いです。今の自分のように一日のアポイントが少なく、一日あたりのメモやアイデアの発生量が多い人にオススメです。