WINの本当のターゲット

抵抗勢力を押し切った 〜携帯定額1x WINのいばらの道
WINの定額制についてはあちこちでいろんな意見があります。
もちろん賛否両論で、自分的には「当たらない」というのが本音でした。
これはモバイルユーザである自分の目線から見た意見だったわけですが、
この記事を見ていて「ああ、僕らがターゲットではないんだ」とつくづく感じました。
PDAユーザやノートPCユーザは定額で2.4Mの高速通信がしたいから「カードも定額にー!」と叫びますが
この記事の末にある、

「しかし、携帯電話のような無線アクセスサービスでは、ユーザー同士が帯域をシェアしている」
こうした理由から、定額制の実現は難しいとした。

そうなんですよね。
定額制でノートPCユーザが普通にウェブブラウズしたらものすごい帯域の負担を大きくしてしまうんですよね。
期待した僕がバカでした。
できませんよ、携帯電話のキャリアですから。
ですが音声端末のみでも定額にしたことは良いチャレンジですよね。
なので少なくとも我々PDAユーザはターゲットから外れたことになります。
ノートPCユーザもそうです。
では誰なのか?
誰でもわかりますよね、ええ、携帯のヘビーユーザです。
↑当たり前のことです。
最近のPDAにとって携帯はライバルです。
PIM、メール、ウェブ、僕らがPDAでやっていることをだいたいできてしまいます。
誰もが持っているものですし、お手軽さでは向かうところ敵なしです。
ユーザ数もPDAとは比べものにならない。
となるとPDAによるモバイルまで手を出さないけども、携帯でヘビーなパケットユーザというのは潜在的にかなりいると思われます。
ここが真のターゲットなんですね。
さあ、はたしてPDAユーザと携帯のヘビーユーザは一体どちらが多いのでしょう?
怖いことに携帯の方が多いのではないかと思われます。
またPDAが存在理由を明確にする必要が増えましたね。