削ぎ落とせ

TH55
悪くないデバイスなんですよ。ずっと裸で使っていますが、フリップをあげることがだんだん嫌になってきました。フリップをはずしてケースに入れようにも、いいケースが見つからない。一応、Vajaケース待ちではありますが結局どのケースに入れてもジョグダイヤルは使いにくくなるし、ジョグを無視した形状のケースに入れれば日常の使い勝手が格段に悪くなる。どうしてこんなところにジョグをつけたんだ!SONYさん!(←遅い)
あーもう、普通にT650のワイドハイレゾ版でよかったんだけどなぁ。今更、この位置のジョグに疑問がわいてくる。クリエオーガナイザーは使ってないし、TH55である必然性はなくなってきている。センタージョグのTJ37を手帳型のケースに入れて使いたい。ていうかコンパクトでシンプルなPDAだけでいい!軽快にPIMが出来れば十分だ。出先のネットは京ポンがある。しっかり座ってネットするときはノートを使えばいい。なかなかそのときの気分にぴったりのPDAって見つからないですね。
TJ37かぁ・・・。なんかちょっとワイドハイレゾに未練がある自分がちょっとヤ。

▼もうちょっと考えてみる
 音楽面ではiPodを超えるプレイヤーはないのでPDAに音楽再生は求めない。動画はTH55では作成手順が面倒なために継続しない。結局はPIMとメモぐらいで事足ります。そう考えたらT|Cが欲しいかもなぁ〜という気になったりする。去年の12月ぐらいに無性に欲しくて、役割的に被るので我慢したことを思い出します。今はまさにT|Cが適任らしい。幸いなのはTH55が人気らしいので買い取り価格は結構いい値段が付くと思う。その後の選択肢は多くて助かる。h4150も素晴らしいPDAだけど、自分にとっては役割的にTH55と一緒になってしまいそうだ。あとはTH55を手放す理由次第なのかもしれない・・・。


▼関係あるのかないのかわかんないところに飛んでみる
 結局はメーカーの体質なんですよね。

■E3任天堂プレカンファレンス
http://www.nintendo-inside.jp/news/138/13832.html
"ゲーム映像の紹介が終わると、司会者は「今日は新しい日、任天堂にとって新しい日だ」と宣言します。次いでライバルのソニーマイクロソフトを引き合いに出して、「私たちはゲームだけを選択した」、「ライバルの内の1社は、メモリースティックに映画や音楽やゲームなど全てを詰め込んで、1社はOSで全ての事をやろうとする」と言えば会場はもう収まりません。そして「私たちはゲームだけを、そして今日と同じ事はもう明日はしない」とNDSを始めとする新しいゲームを作り続ける事を宣言しました。"

携帯ゲーム部門にしても、PDAにしても、SONYは音楽や映像などあらゆるマルチメディアを詰め込んで「なんでもできる」を武器にする。個人的には任天堂の「私たちはゲームだけを」という意志に大きく評価したい。これが任天堂が携帯ゲーム部門でトップシェアを確保している確固たるゆえんであることは間違いない。まさに「削ぎ落とせ」である。僕は予定管理とメモ書きを快適にやりたいだけなのに。おまけで言ってみるとポータブルオーディオもPDAがどんなに頑張ってもiPodのほうがイイ。ボイスレコーダーも専用端末の方がイイ。PDAの「なんでもできる」はもういい。もうわかったから、今度は「これだけが徹底的にできる」という商品は出ないだろうか?PPCは縛りがきついでしょう。となると日本唯一のPalmOSライセンシーのSONYしかそういう試みをする可能性は残っていないような気がします。そう考えてラインナップを見るとTJ25もまだまだ役割を絞り切れてないと感じますね。どの端末も「なんでもできる」感が漂っていますしね。ていうか、SONYはそういう路線で今までやってきているので当然ですよね。
とかなんとか言いながらもSONYの「いろんな事が出来ます」という商品での販売戦略としては間違っていないと思います。実際にクリエは売れている。そしてPC・オーディオ・家電・PDA・携帯などあらゆる分野で業界を牽引する意味合いでもSONYのこの役割は重要だし、SONYにしか出来ないことだと思う。
ただ僕が言いたいのは、PIMひとつ、音楽ひとつのことを本当に快適に不満なく使えるデバイスでさえなかなか見つからないんだな、と言うことなんです。


考えがずいぶん飛躍しちゃったな…。えーと、T|C、T|Cっと(^^;