W31SA雑感

 もうさすがに気合い入れてレビューするほどでもない感じなので、軽く触って感じた事をつらつら書いていきます。

  • スライドを閉じた状態では他の端末とさほど変わらないサイズなのに、持った感じがコンパクトに感じられる。スライドした状態では端末の長さが断然短いのでさらに小さく感じる。スライドはアシストしてくれないので確かに開けにくいが、十分慣れるレベル。開けきったときに「カチッ」というクリック感みたいなものがあるが、長期間の利用で甘くならないか心配…。
  • ほとんどの動作は閉じた状態で可能。ただキーが下部に集中しているので重心が傾いて操作しづらく感じる人もいるかもしれない。これもなんとか慣れる程度のレベルかも。問題はオープンしたときの数字キーの押しにくさ。これは指がそんなに太くない自分でも押しにくいと感じ、タイプミスも見受けられた。自分の場合、仕事用携帯のほうだからメールを打つ事はほとんど無いから「まあいいか」という変な結論でごまかした。メイン端末で使う人は必ずここは必ずチェックしてから買った方がいいと思う。
  • W22SAで感じたソフトウェアのもっさり感はかなり解消されている。最近のSANYO端末のソフトウェアはなかなか良くできていて、そんなに不満はない。W21Sのような爆速キーレスポンスはないが、W21Tよりも断然使いやすい。
  • カメラはAF133万画素で、画素数は低いがAFの合焦が素早く優秀なので結構綺麗に撮影できる。撮影スタイルもデジカメライクで撮りやすい。唯一の難点は自分撮りが出来ない事。サブ液晶もないし、自分撮り用ミラーさえもない。これは仕方ない。
  • 予想外に便利だったのはアプリリモコン。単にTV・DVDのリモコンとして使えるだけでなく、TV番組表を見る事ができ、対応HDDレコーダーを持っていれば遠隔予約も出来る。ちなみに僕の使っているRD-XS53は対応しているのでバッチリ使える。番組表をエリア設定などをすませておけばサクッと確認できて、そのまま外出先で録画予約できるというすんげえ便利な組み合わせ。これは対応レコーダー持ってる人ならぜひ活用すべきだと思う。
  • 自分がこの機種に求める一番の目的だったFMラジオですが、内蔵アンテナといってもやっぱり感度のいい場所でないと本体のみでの受信は厳しい。屋外などではそこそこ入るけど、室内ではせめて付属の平型→ステレオミニプラグ変換アダプタでも挿しておけばずいぶん違う。あと手に持ってると人体がアンテナの役割をするのでわりとよく入る。そして机に置くとノイジー(笑)。とりあえず残業とかで一人作業しているときなどにPCの横に置いて音楽を流すという使い方を想定していたので、感度のいいところではFM、悪いところではminiSDに突っ込んだ音楽ファイルを再生、という使い方で以前iPAQ h1937の本体スピーカーでやってたような使い方が出来てよさげです。
  • 細かな点だが、miniSDなどのコネクタカバーがゴムカバーではなく、本体と同色の樹脂製なので長期利用の劣化はなさそう。開くと180°回転して、コネクタ部分が完全にむき出しになる&開いたカバーが邪魔にならない配慮は◎。音楽携帯としての利用を想定してヘッドフォン装着時にコネクタカバーがかさばらないようになっている。
  • 最強の赤外線か?。。W21Sとの併用で非常に便利な赤外線。データのやりとりはもちろんの事、W21Sでは出来なかったT|C→W21Sへのスケジュール送信が、T|C→W31SAではうまくいくのが嬉しい!つーかW31SAとT|Cの相性はいいらしくスケジュールとToDoの送受信はお互いに完璧に出来ます。これで上手い連携する使い方はないかなぁと現在模索中。MYSYNC Suite使おうかと思ってましたが、やっぱりいちいちケーブルをUSBとコネクタに挿すのは面倒っぽい。一度T|Cの無線LANHotSyncを味わったらもうローカルHotSyncには戻れない体になってしまっているみたい私(笑)。

とまあ、丸一日使った雑感ですが、また気づいたら書き足していくかも。とりあえず思ったよりも満足出来る端末でした。